ブルーレイ版(Blu-ray )真昼の月 (1996) 2枚組 日本語音声
『真昼の月』(まひるのつき)は、1996年7月4日 - 9月19日にTBS系列で毎週木曜日22:00~22:54に放送された日本のテレビドラマ。主演は織田裕二と常盤貴子。
概要
第1話で常盤貴子がリアルなレイプシーンを演じており、そのシーンの意義やレイプ、トラウマなどの社会問題について放送当時は様々な議論が起こった。
アナウンサー志望の女性が婦女暴行の被害に遭い、心に深いトラウマを負って男性不信的な状態になるものの、クリーニング店を経営する男性との関わりの中から徐々に回復し、最後はその男女が結ばれるというもの。織田裕二は初のベッドシーンに挑んでいる。なお、このクリーニング店経営の男性の妹役として出演した佐藤藍子がブレイクするきっかけとなった。
また、この年の秋に放送された「ハプニング大賞」で飯島直子がNGを連発し審査員が高評価を称え、個人として初の「大ハプニング大賞」(=グランプリ)を受賞した。その中のNGでは、NGを出した飯島にスタッフは反応しないうえに織田の苦笑いだけが起こり、焦る飯島が「何か言ってよ、ごめんなさい」と詫びるがスタッフからはあえなく「ハプニング大賞行きです」と宣告される始末であった。
舞永(常盤貴子)が所属するプロダクションの先輩役に1シーンのみ有賀さつきが出演している。
スウィング・アウト・シスターが本作の主題歌に書き下ろした「あなたにいてほしい」(英題:Now You’re Not Here)は、ドラマとともに大ヒットし日本で高い人気を獲得した。日本でのみ発売された同シングルは30万枚を越える洋楽売り上げ1位を記録し、1997年第11回日本ゴールドディスク大賞洋楽部門のグランプリ・シングル賞を受賞した。オリコン洋楽シングルチャートでは1996年8月19日付から11週連続1位を獲得した。
織田裕二のデビュー20周年を記念して、『ママハハ・ブギ』『予備校ブギ』『あの日の僕をさがして』と共に本作もDVD化リリースされている。
真昼の月
脚本 遊川和彦
演出 土井裕泰
加藤浩丈
鈴木早苗
壁谷悌之
出演者 織田裕二
常盤貴子
オープニング スウィング・アウト・シスター「あなたにいてほしい」
製作
プロデューサー 八木康夫
制作 TBS
放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 1996年7月4日 - 9月19日
放送時間 木曜日22:00 - 22:54
放送分 54分
回数 12
スタッフ
脚本:遊川和彦
音楽:若草恵
プロデュース:八木康夫
演出:土井裕泰、加藤浩丈、鈴木早苗、壁谷悌之