『アルハンブラ宮殿の思い出』(アルハンブラきゅうでんのおもいで、朝鮮語: 알함브라 궁전의 추억)は、韓国tvNにて2018年12月1日 - 2019年1月20日まで放送されたテレビドラマ。全16話。
主演はヒョンビン(현빈)、パク・シネ(박신혜)。舞台はスペイン、後に韓国。ドラマのタイトルはスペインの作曲家・ギター奏者であるフランシスコ・タレガ(1852-1909)作の名曲、《アルハンブラの思い出 Recuerdos de la Alhambra》に由来する。
Netflixでもオンライン配信された。日本以外のアジアと英語圏各国においては韓国での放送後1時間後、日本は12月2日から毎週日曜日と月曜日、ヨーロッパおよび南米など全世界の他の国々は12月11日から毎週火曜日に2話ずつ、の配信であった。本作品は韓国初のAR(Augmented Reality、拡張現実)ドラマで、脚本家ソン・ジェジョン(송재정)はゲーム『ポケモンGO』や米国の実業家・エンジニアであるイーロン・マスクの自伝に影響を受けたと明かした。
アルハンブラ宮殿の思い出
ディスク枚数 9枚組
音声 韓国語
字幕 日本語
ジャンル ドラマ
脚本 ソン・ジェジョン
監督 Jinnie Choi (Studio Dragon),Lee Myung-han
演出 アン・ギルホ
出演者 ヒョンビン
パク・シネ
言語 韓国語
話数 16話
製作
制作 tvN
放送
放送国・地域 大韓民国の旗 大韓民国
放送期間 2018年12月1日 -2019年1月20日
あらすじ
ビジネスで韓国からスペインを訪れた投資会社代表(ユ・ジヌ)。革新的なAR(Augmented Reality、拡張現実)ゲームの暗号開発者を探す中、スペインのグラナダで、古びたホステルを運営する韓国人女性(チョン・ヒジュ)と出会う。
制作スケジュール
2018/05/25 キャスト出国(韓国⇒スペイン)(参照:パク・シネ公式Instagram)
2018/05/28 スペインでの撮影開始
2018/09/27 台本読み合わせ会公開
2018/11/28 制作発表会@ソウル江南区論硯洞インペリアルパレスホテル
2018/12/19 最終話の脚本完成
2018/12/29 クランクアップ
撮影地
海外の撮影は、2018年5月下旬から6月にかけて、スペインのグラナダ、バルセロナ、ジローナなどのいくつかの都市で行われた。 また、8月には、ハンガリーのブダペスト他、スロベニアのリュブリャナで行われた。
視聴率
最低視聴率と 最高視聴率は 調査会社や地域によって異なります。
第14話の全国視聴率10.025%は韓国ケーブルテレビ史上、16位を記録する快挙であった。(2020/3時点)
エピソード
第1話に主人公ユ・ジヌ(演:ヒョンビン)が韓国食品会社農心の辛ラーメンを自ら調理するシーンがある。
ヒョンビンは本作品への出演を選択した理由について「いつも全ての作品を選択する際、少しでも異なる点を探し、チャレンジしようとする」「今回も作品の場合、AR(拡張現実)というテーマが国内で初めて活用されるという点に惹かれ、どのように実装するのか興味があった。俳優として、新しいストーリーを伝達できることは大きな魅力だと思う」と語った。(2019/11/27 制作発表会にて)
スペインアンダルシア州グラナダ県県長Francisco Cuencaはロケ撮影について、「観光誘致に繋がる。また撮影期間中における撮影隊140名の延べ1,200泊分の宿泊およびグラナダ県民40名分の雇用発生という直接的な経済効果がある」と述べた。(2018/5/29 Costa Local Gazette News)